明光義塾 枚方岡山手教室のブログ

明光義塾 枚方岡山手教室教室長(安東 亮)のつぶやき

成績の伸び方

今、枚方中ではテスト返しが一通り終え、

生徒達はそのテストの振り返り中ですね。

 

 

「こんなに勉強したのに点数が伸びない」

「努力しているのに、結果にでてこない」

 

 

 

こんな風に悩んでいる方もたくさんいらっしゃるかと思います。

 

 

一次関数の様に、

学習した分だけ、その分、成績が伸びれば、

きっと勉強は楽しいと思うだろうし、

努力をしようと思いますね。

 

正直、そんな上手く成績が伸びないから、

努力と伸び方が比例しないから、

努力を継続したり、

モチベーションを維持したりすることが難しくなるのが現状です。

 

 

ただ、とはいっても、

成績を伸ばしている方もいるはずです。

その子達が特別、勉強の才能があったからでしょうか。

 

私はそうではないと思っています。

 

 

まず、

成績の伸び方は二次関数の伸び方になります。

これはよく言われる事ですね。

まさしくその通りで、

もっと分かりやすく伝えると、

 

例えば、

現在1の学力で、1000の学力まで上げたいとします。

学力・成績というのは、

2倍の形で伸びていくので、

1、2、4、8、16、32、62、・・・

の様な形で学力がついていきます。

こんなに勉強したのに、まだ1000に対して、62しかないと思ってしまうかもしれませんが、

ここが勝負どころです!!

 

ここで学習に対してのモチベーションを落とし、

学習を辞めてしまうと、ここで終わりになってしまうが、

粘り強く学習をしていく事で、

128、256、512、1024と、

目標をクリアする事ができます。

 

 

これが勉強における爆発になります。

ひたむきな努力が本当に大切だと思います。

 

努力は必ず報われます。

ただ、それが時間がかかったりするだけで、

どんな状況でもひたむきに勉強する事でしか、

その努力が報われないと思って学習してみましょう!

 

一日の勉強タイムを考えてみました!

これまで勉強に関する事を科学的な視点でいくつか紹介してきました。

そこでそれらを元に、いつ勉強すると一番効果的なのかをまとめてみました!

 

  1. 食事の直前。

空腹は勉強するのに実は良い状態なので、ごはんを食べる前は、

ギリギリまで勉強するのがよいかと思います!

 

  1. 寝る前。

睡眠中に記憶が整理され定着されるので、寝る前の暗記物の学習は効果的です!

 

まずはここをおさえながら学習してみてください!

 

・昼食後や、夕食後は満腹になるので要注意!

脳より、消化する方に血液がまわるので、眠くなったり、

集中ができない時間帯になります。

ここで無理に勉強するよりはリラックスタイムにしてみてもよいかもしれません。

 

・午後にどうしても眠たくなれば、遠慮なく昼寝をとりましょう!

コーヒーや緑茶を飲んで、15分以内の睡眠が効果的です!

 

・そして、昼寝をするのであれば、その直前も暗記の勉強タイムにしてください!

 

科学的な視点では、効果的な一日の過ごし方になります。

少し意識してみてください!

 

ただ、とはいっても、

テスト直前や、受験勉強の中では、

もっともっと勉強に時間をとらないといけないと思います。

 

睡魔などの欲に打ち勝つ精神力も必要です!

 

これだけ科学的に!と話をしておきながら、

最終的には根性論になってはしまいますが、

最終的な部分は、気持ちです!

 

気持ちで負けてしまっては何にもなりません。

 

 

頑張りどころを間違えない様にだけしてほしいですね。

例えば、

「今、お腹がすいているから勉強しても意味がない。ごはんを食べてから勉強しよう!」

みたいな風に思っているとすべて逆効果で効果的な学習はできませんよね。

 

 

2~3日何も食べてなかったら、

頭も働きませんが、

少しの空腹は逆に力になるので、

そう思って学習に励んでほしいです!

 

「半歩先の目標を具体的に決める」

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※写真は、青山学院大学の原晋監督のサインです!

 本もばっちり読んでます!

 

 

先日、地元の滋賀県米原市において、

MAIBARA×AOGAKU駅伝

という、青山学院大学の陸上部を招いたイベントがありました!

 

地元でランニングチームをこの春に結成し、

それもあり、イベントに参加しております!

 

青山学院大学は、お正月にある箱根駅伝で3連覇中の大学で、

また、監督の原 晋さんもお越しいただき、

いろいろと講義をしていただきました。

 

テレビにもよく出演されている方なので、

みなさんもよく知っているかと思います。

 

24時間テレビでも1500m走をしていましたね!

 

当日は、

まず小中学生対象に原監督が授業をしてくださいました!

私も参加させていただきました。

たくさん話がある中で、

「半歩先の目標を具体的に決める」大切さを話されていました。

 

例えば、

「勉強の目標は何?」と質問されて、

「できるだけ良い点数をとりたいです!」や、

「400点とりたいです!」

と答えるのはダメだという事でした。

 

これは具体性がないので、目標にはならないと。

僕もまったくもって同意見です。

 

これは、目標ではなくて、願望ですね。

願望はいつまでたっても願望なので、これはいつまでたっても叶わないでしょう。

 

「1か月後にある中間テストで400点を5科目でとる事が目標で、

その為に、国語は○点、数学は○点・・・をとる予定です。

2週間前に提出物を実施し、1週間前にもう一度提出物をやり直し、

5日前に教科書内容を確認して・・・・」

のように、具体的に行動も目標に合わせて決めましょう!と話をされていました。

 

目標をきめ、いつまでに、どんな事をするのか具体的に決める事が大事ですね。

大人の私達にとっても大事な事で、どちらかというと、大人の方のほうが、

しっくり来たのではないのかなと思います。

 

目標を持つことはすごく大切です。

そして、

今度は具体的に計画、スケジュールを立てることを大切にしてみてください!

 

 

駅伝のレースも盛り上がり、本当によかったですが、

こういった貴重な話を聞けたのも、

非常に良い経験になりました!

 

 

今後の箱根駅伝も楽しみになりました!

 

ながめ学習はやめよう!

みなさんの勉強の仕方はどのタイプですか?

A参考書や教科書をひたすらながめて暗記をする

B問題集の問題をとにかく解いて理解をする

 

 

科学的には、脳の性質から考えて、

Bの「問題をとにかく解く方」が結果頭に残りやすいというデーターがあります。

 

 

勉強によって、

脳に詰め込むというイメージは捨てて、

頭にある事、少し覚えた事をどんどん使用していく知識活用型が大事という事になります。

 

 

脳は、まず毎日たくさんの情報を覚えていっています。

目で見る情報もそうですし、

耳できこえたこと、鼻での匂い、味など、

すべての事を覚えています。

 

その中で、繰り返しでてくる同じ情報に関しては、より優先的に記憶します。

(これは繰り返し復習が大事という事ですね!)

 

 

そして、さらに、

その知識を使う頻度が多ければ多いほど、

「この情報は重要だ!」と脳が認識し、

より忘れにくく、記憶されます。

 

これが記憶の流れになります。

 

そして、

脳はなにより、

出力依存型になります。

つまり、

アウトプット=外に発信していくこと

が一番記憶されるようです。

 

 

教科書を眺めるのは、入力=インプットになり、

問題をとくのが、出力=アウトプットになります。

 

 

塾では、授業でも自習での指導でも、

問題を解くことを最優先にしています。

「問題を解きながら、知識をつけていく。」

これが基本になります!

 

ただ、まったくどこから問題に取り掛かればよいのか分からないと思いますので、

そこは塾で、適切なレベルの問題を指示したりしていきます。

 

また、

勉強したことをお友達やご家族に口頭でも良いので、

披露するのもアウトプットになります。

勉強したことをすぐに誰かに上手く伝えられるように考え、

伝えるだけで、記憶の定着率はグッとあがります!

 

 

枚方中は、来週が中間テストです!

今回は、、特に問題演習の学習スタイルにして、

最高の結果をだしていきましょう!!

 

コツコツ勉強VS一夜漬け

よくテスト前になると、

一夜漬けで勉強する人がいます。

「その方が、テスト前に忘れなくて済むから!」

と言って、詰め込んでいる生徒をよくみます!

 

 

逆にコツコツ勉強していたけど、

テストでうまく結果がだせなかった、

一夜漬けの人と同じ点数だったという事もあります。

 

 

では、科学的にこの二つの勉強に関して、

効果があるのはどちらかという実験があったので、

それを今日は紹介したいと思います。

 

まず、

「一夜漬け」とは科学的には「集中学習」

「コツコツ勉強」を「分散学習」

というみたいです。

 

この言葉だけだと、コツコツ学習の印象が悪いですね笑

 

勘違いがないように、

「集中学習」は、一気にまとめて勉強する事を言い、

「分散学習」は、集中力が分散というのではなく、勉強時間を区切って少しずつ学習する事をいいます。

 

実験は、

集中学習と分散学習の2つのグループに分かれて、

単語の組み合わせを覚えてもらいました。

 

どちらも総学習時間は同じで、

集中学習ではテスト前日に一気に詰め込み学習をしたのに対し、

分散学習では、前日と、さらに前日の2日に分けて、

勉強をしました。

さて、両者の点数はどうだったのでしょうか?

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

実は、どちらもテストの点数はほぼ変わりがありませんでした。

がしかし!!!

 

 

次の日に抜き打ちテストで、もう一回テストをしたところ、

点数に差がでてきました。

分散学習の方が、忘れるスピードが遅かったのです。

 

 

一気に学習する集中学習では、

わすれるのも一気にわすれてしまいます。

 

 

ここで重要なのが、

一夜漬けタイプの人は、

「自分は要領がいいな。テスト直前に少し集中して勉強したら、

毎日コツコツ勉強している人と同じ点数が取れるのだから」と

慢心しがちです。

その一回の目の前のテストでは成績的には同じでも、

長期的な実力としては、

コツコツ学習する分散学習がやはり有利という事がわかります。

 

 

 

コツコツ勉強していても、なかなかテストで思った結果がでない人も、

めげずに勉強してみてください。

長期間、コツコツ勉強する事で、

最後には大きな実力が身につくので、

最後には勝つと思って頑張ってみてください!

お菓子つかみ取りイベントを行いました!

お菓子つかみ取りイベントを教室前で、先日、実施いたしました!

小学生のお子様から高校生まで、たくさんの方にお越しいただきました!

 

近くの公園では、すぐに噂になり、

順番に子供達が教室まで来てくれていました。

 

また、ご兄弟姉妹、ご家族で参加くださったりと、

イベントをして、みなさんが喜んでくださり、

本当によかったなと思いました!!

 

来て下さり、ありがとうございました!

 

たくさんのお菓子を用意しておりましたが、

2時間ほどですべてなくなっていました!

 

たくさんのお菓子が目の前にあるのを見ると、

大人の私でも少しテンションがあがっちゃいました!

子供達からしたらなおさらテンションがあがりますね!

 

これからも勉強だけではなく、

子供達と楽しい時間を一緒に過ごせたらなと思います!

 

今回、参加ができなかったという方!!

今週の土曜日にも再度実施します!!!

もちろん、2回目の参加だという方も大歓迎です♪

さらに、勉強イベントも同時に開催していますので、

ぜひご参加ください!

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

■お菓子つかみどりイベント■

930日(土)1317

教室前にて!無料です!!

 

■無料自習質問会■

930日(土)1318

入退室自由です!こちらも無料です!

勉強のきっかけにしてみてください!

中学生はテスト直前なので、

これを利用して質問などもどんどんしてくださいね!

 

どちらもお待ちしております!

進学相談会に参加してきました!

先日、明光義塾が毎年主催する進学相談会に、

生徒達と一緒に参加してきました!

 

毎年、9月に実施されており、

ここ数年は京セラドームを貸しきって実施しております。

 

まだまだ中3生は、どんな高校があるのかさえ分かっていない状態なので、

これを機にたくさんの高校のことを知ってもらいました。

 

当日は、教室に生徒たちと集合し、

一緒に電車にのり、

遠足気分で遠出しています。

 

各学校の先生達が、対面にほぼ1対1ぐらいの感じで、

説明してくださるので、

生徒達それぞれが気になる事、

部活のこと、勉強のこと、進路のこと、学食のこと(笑)など、

一つ一つ質問する事ができていました。

 

生徒達は、本当に一生懸命に話を聞いていましたし、

メモもとりながら熱心に聞いている生徒もいました。

 

ここから、進路に関して、よりしっかり考えてもらい、

勉強のモチベーションも高めてほしいと思います。

 

「勉強のやる気につながった!」と言って、

進学相談会以降、

自習で教室に来る回数が多くなった生徒もいます。

 

勉強のモチベーションの維持のためにも、

目標とするもの=志望校

に関して、

実際、自分の目で見たり、聞いたり、

体験する事が本当に大事だなと改めて思いました。

 

来年も実施しております。

中3生はもちろんですが、

中1生、中2生の方も、ぜひ参加していただきたいです!

 

もしかしたら、何かの頑張れるきっかけになるかもしれません!

 

塾でも日常からきっかけ作りの話をしています。

少しでも悩んでいる事があったり、

目標が欲しいなとお思いの方は、

ぜひ一度、教室にお越しください!

睡眠の質をあげていこう!

あるテレビ番組を見ていて、

「百獣の王の武井壮の睡眠時間は45分」

というのを紹介していました。

 

1日45分しか寝ないらしいです。

 

歴史の有名な偉人には、

ショートスリーパー(睡眠時間が短い人)は多く、

 

蓄音機などを発明したトーマス・エジソンは4時間

ナポレオンは3時間

ドナルド・トランプは3~4時間

 

らしいです。

 

それでも45分はいません。

 

武井壮の睡眠に関して科学的に分析もしていました。

 

そもそも睡眠には浅い眠りと深い眠りがあり、

それが交互にやってきています。

浅い眠りの時に目覚めると、すごく目覚めが良かったりします。

 

その中で、トータルの睡眠時間の内、

どれだけの割合で深い眠りが占めているのかが大事みたいです。

 

一般的には、25~30%みたいです。

(間違っていたらすいません)

ただ、武井壮は、50%の割合で深い眠りだったそうです。

 

なので、少ない睡眠時間ですが、

超効率的に、脳、体を回復させる事ができるようでした。

 

 

睡眠の質をあげるにもいろいろな方法がありますが、

特に、小中高生にとって一番気を付けるべきなのが、

睡眠前にスマホやPCの画面を見ない!

これが一番だと思います。

 

寝るギリギリまでお友達と連絡をとったり、

動画を見ていたり、

そういった方は多いと思います。

 

あの画面からでる光が実はすごく脳を活性化させるみたいです。

 

 

学校の授業中に眠くなるんです。

と言う子も多いですが、

やはり学校の授業は寝ずにしっかり集中して受ける事が、

成績UPには欠かせないので、

まずは、1日しっかりとした体調で学校生活を過ごせるように、

睡眠も意識してみてください!!

浦島太郎のなぞ

先日、国語の授業で、「浦島太郎」を題材にした問題がありました。

小学生の生徒が、ふと疑問に感じたのが、

「なぜ、乙姫様は玉手箱を浦島太郎に渡したのだろうか」

という事でした。

 

確かに・・・・・

 

「絶対に開けないで下さいね。」と伝え、玉手箱を渡しているわけですが、

あけてほしくないなら渡さなかったらいいのにと思いますね。

 

そこから、小学生数人による議論が始まりました。

それぞれが自分なりの考えを積極的に発言していたので、

良い機会だと思い、少し時間をとって、

考えをお互いに発表してもらいました。

 

「乙姫様が浦島太郎が地上に戻る事に嫉妬したから?」

「竜宮城で過ごした時間が玉手箱の中にあり、地上であけると一気にその時間がすぎる」

「約束を守らないと罰がまっているという事を伝えるため」

など・・・

 

「なぜ」というキーワードから、

色々な考えをだしてくれました。

 

こういった考えをしていくのは、

ある意味、勉強よりも大事な事だと思いました。

日常からもっとそういった場面を作りたいです。

 

せっかなので、「浦島太郎」について、調べてみましたが、

いろいろな諸説があり、

正確なものはありませんでした。

 

浦島太郎は、8世紀初期の日本書紀から描かれており、

時代とともに少しずつ変化しているようでした。

 

室町時代には、

浦島太郎は実は、鶴の化身であり、

乙姫は亀で、

そこが最終的に結ばれる話であったりもします。

 

身近で誰もが知っている話でも、

改めて調べると意外な事実があったりと、

おもしろいなと思いました。

 

 

また、なにかおもしろいトピックがあれば、

生徒達と考えてみたいと思います!

 

ミスに注意すればするほどミスをする現象

よく生徒さんや、保護者様と話をしていると、

自分のよくするミスにはきちんと気づけているが、

それでも同じミスをしてしまうという事が発生しているようです。

 

 

「分数の計算でよく間違える」

「符号ミスが多い」

「三単現のミスが多い」

のように、分かっているけど、

また同じようなミスを試験でしてしまうという経験はみなさんはないでしょうか。

 

 

試験で、たくさん見直しをしたのに、

すごく慎重に解いたのに、

また、同じミスで間違ってしまう・・・

 

そんな悩みを持っている人は多数だと思います。

 

そういった子を見ていると、

練習問題を解くときと、

実際の試験で問題を解くときで、

気持ちの準備ができていない事が大変多いです。

 

試験本番になると、

いつもは暗算で解いているものを

あえて途中式を慎重に書いて、

そこでミスをしていたり、

見直しをして、

冷静に見れておらず、

正解しているのにも関わらず、

ミスしていると思ってしまい、

書き直し、不正解になってしまう。

 

つまり、

普段しない事を本番でしたり、

普段の気持ちの状態で試験に臨めていない事が、

原因になります。

 

普段の練習から、

途中式をきちんと書く癖をつけたり、

見直しの癖ももちろん必要ですし、

必ず正解する気持ちで問題に取り組んだり、

ただの作業としてで問題をとかないようにしたり、

日常から改善が必要になります。

 

 

私達も日常で、

意識すると逆に不自然になってしまう事があると思います。

例えば、心理学者に自分の心理を読まれないようにしようとすればするほど、

いつもと違う表情やしぐさになってしまうと思います。

相手にうそをついている時、自然にしないといけないと強く思えば思うほど、

逆に不自然になってしまいウソがばれてしまう。

そんな感じです。

 

試験も日常通り自然に実力を出す為には、

本番で意識する事を、

日常で自然に実施していく事が大事になりますね!