今回は、高校受験に関して書きたいと思います。
高校受験は、毎年2月に私立高校入試、3月に公立高校入試があります。
基本的には、この2月3月に結果がでるように、目標とするように勉強をされている方が大半です。
もちろん、そこで結果をださないと合格しないので、間違いではないのですが、
そこよりももっと前の段階で結果を出していかないといけないのはご存知でしょうか?
中3生の進路決定で大きく影響してくる時期が2学期になります。
2学期の内申点、実力テストの結果が主に進路決定で重要なデーターになります。
学校ではこの2種類の結果を見て、12月にある三者懇談で受験校を決めていく事になります。
つまり、
2学期の成績が目標高校のレベルに達していないと、
学校からはその目標高校を受験をするのは控えたら・・・といった空気になっちゃうんですよね。
3学期に、最後にすごく実力があがったり、点数UPするかもしれませんが、
それは誰にも分からない事で、後半に伸び悩むことだってあります。
なので、2学期の成績で2~3か月後の受験校を決める事になってしまいます。
学校側ももちろん、不合格は出したくないので、
2学期の実力を見て、合格が固そうなところの提案になっちゃいますよね。
という事で、
2学期にはきちんと結果を出していく必要があるのはお分かりになるかと思います。
ただ、2学期にある実力テストがまた曲者で、
すごく難しいです。
3年間の内容にもなっていますし、内容がとにかく難しいです。
平均点も50点ぐらいになるような目安で作成されていて、
だいたい40点台(1科目)の平均点になる事がしばしば。
基本だけをおさえていてもなかなか得点できないんです。
しっかりと実践問題、応用問題も学習しておく必要があります。
となると、
夏休みに基本だけを総復習していても、
やっぱり遅いんですよね。
世間的には、夏にはしっかり復習を!と言われている事がほとんどですが、
実際は、夏にはしっかり復習と、応用問題の経験値を増やそう!が、実際の状況じゃないかなと思います。
応用問題を完全に夏で解けるようになるのは時間的に少し難しいかもしれませんが、
応用問題と出会って考えて、解き方を知るという経験は積む事はできると思います。
なので、
夏休みはのんびりしている暇なんてないですよね。
というか、1学期にのんびり出来ないですよね。
3年生の1学期に習う単元というのはすごく大事な単元が多く、
入試でもよく出題されます。
1学期をしっかり学習できて定着ができれば、
夏休みの学習は1年、2年生の単元の学習に力を入れる事ができると思います。
「夏に復習したらいいや~♪」なんて思わないで下さいね!!!
本当に!!!!
もう受験は始まっている!
というのはこういった事が背景にあるからなんです。
子供達にとっては初めての高校受験です。
これから起こる事はなかなか分からないとおもいます。
こういったアドバイス、経験を伝えながら、頑張ってもらおうと思っています!