2020年の教育改革の事はご存知の方も多いかと思います。
このブログでもたびたびこれに関しては記事にしていました。
教育改革に伴い、教科書改訂もあります。
教科書が変わるという事は授業の難易度、カリキュラムも大きく変わる事になります。
今の6年生が、中学3年生になった時に、急に教科書、カリキュラムが中3時から変更になります。
つまりどういう事かというと、
中学2年生までは、今のカリキュラムで今の授業ペースで進むのですが、
中学3年生になった瞬間、授業スピード、難易度などが急にあがります。
例えば英語で言うと、
今は中学時に単語を1200語程度を学習するのですが、
新カリキュラムだと2500語程度を学習する事になっています。
およそ倍です。
なので、中学3年になった瞬間、2000語以上の単語を覚えているものとして、
授業がスタートするので、
英語も急激に難しくなるというのです。
単語の量だけではなく、
これまで高校生で学習していた内容を、
中学で学習するように前倒しになったりもしていきます。
授業の大きな形態が変わるだけでなく、
学習の実質的な内容も量、難易度ともに変化するのには要注意です。
とはいえ、子供達は、どれも初めて学習するものであるので、
そこまで抵抗などはないはずです。
そういったものとして、初めて体感するので、
特に大きな影響はないと思います。
(学習の習得度は別として、気持ちの部分だけで見るとです。)
だれが大きな影響を感じるかというと、
学校の先生になります。
これまでのカリキュラムと異なるので授業準備含めて、
指導内容も変わりますし、
それに対応をしていく事になります。
初めての試みも多い教育改革です。
どこまで対応して、子供達に落とし込めるかがポイントになりますね。
どれも教える側の技量がこれまで以上に問われるという事です。
時代の変化に対応して、これまで以上の指導ができるように、
我々も頑張りたいと思います。