まずは、過干渉育児という言葉はご存知でしょうか?
最近は特にこのタイプの育児というか、自然とそういった子育てをされている方は多いようです。
もちろん、自分のお子様を大事にされたいという一心で起こり得る事なので、
悪いというわけではないですが、
過干渉育児によって、お子様の成長を妨げる要素があるようです。
どういう事かというと、
子供のやる事、なすことすべてに口出しをしたり、
手を出したりしてしまって、
本来、子供達が自分たちの力で成長していく機会を奪っているという事です。
自立して生きていく力を育てる事の阻害要因になっているようです。
親は、子供達の事を思ってやっているかもしれませんが、
実は、子供は何もかも親がやってあげなければいけない存在ではない
という事をまず認識する必要があるようです。
だからといって、
子供達をほったらかしにするというわけではなく、
それはそれで間違いのようです。
2020年に先駆け、
主体性という力を求められているのが現状です。
主体性=自己選択ができる。自分で判断して自分で決断できる事
だと思います。
親は見守ってあげる事が一番大事だと言われています。
例えば、
公園で子供が遊んでいる時に、
親がスマホをいじりながら見てあげる事と、
そっと様子を自然と見てあげる事によっても差があり、
実は、子供達って、一人で遊んでいるようでも、
親の目をよく確認しています。
そこで安心感などを感じています。
親や大人は、子供の成長に対しては、
ぐっとこらえる事、その根気がすごく必要なんじゃないかなと思います。
私も教育現場にいながらなので、
そういった保護者の方々の気持ちも分かりますし、
また自分自身がどうあらねばならないかもよく考えています。
しっかり子供達自身で成長できる場を作りたいと思います。