明光義塾 枚方岡山手教室のブログ

明光義塾 枚方岡山手教室教室長(安東 亮)のつぶやき

関関同立の由来

大学入試において、

関関同立」や「産近甲龍」などという言葉をよく使います。

みなさんも一度は、耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

 

もう当たり前になりすぎていて、

この言葉自体に違和感もなかったのですが、

実は、この関関同立などという言葉は、

もともと会った言葉ではなくて、

意図的に作り出された言葉なんです。

 

 

 

まず、「関関同立」という言葉は、

大阪天王寺にある夕陽丘予備校の創設者である白山桂三氏が名付けたと言われています。

 

1970年代に名付けられたようで、

当時の関西の私立大学のレベルの高さで言うと、

 

京都の同志社大学立命館大学、兵庫の関西学園大学がずば抜けてレベルが高いという状況でした。

しかしながら、大阪にはこれといった大学がない状況でした。

 

当時から関西大学は生徒の人数はとてもたくさんという大学だったようです。

 

夕陽丘学園は大阪にある予備校です。

そこで、大阪から大学を盛り上げたい!という事で、

 

関関同立」というフレーズを発信したという事でした。

 

正式な順番は

関西大学関西学園大学、同志社大学立命館大学です。

 

実は五十音順になっています。

 

関西学園大学は「くわんせいがくえんだいがく」が正式な読み方なので、

この並びになっています。

 

 

実はこんな歴史があったんです。

 

 

テストでは出ませんが・・・笑

 

 

とはいえ、関関同立とひとくくりになっていても、

レベルがすべて同じという訳ではありませんので、

上手く合格しやすい大学、学部も存在しています。

 

また、産近甲龍と呼ばれる大学のレベルがあがっているので、

全体の順位というのも、イメージと現実にギャップがうまれているのも事実です。

 

 

そのあたりの相談も塾ではしていますので、

ご興味がある方はぜひお越しください!