明光義塾 枚方岡山手教室のブログ

明光義塾 枚方岡山手教室教室長(安東 亮)のつぶやき

教科書にマーカーをひくべきかどうか

テスト前になると、教科書や参考書にマーカーをせっせと引く子がいますが、

これには要注意です!

 

マーカーをひいていると、

一見勉強をしている感じがしますし、

あとで見返しても、達成感はあったりしますが、

実際問題、身になっていないケースが多々あります。

 

 

大事なポイントは、

マーカーを引く際に、ちゃんと自分の基準をもてているかどうか

が重要になります。

 

 

よくありがちな間違いとして、

大事そうなところをマーカーする!と言って、

教科書の太字だけをどんどんマーカーしているパターンです。

重要箇所を勉強しているようで、

実は、マーカーする事が目的になってしまい、

マーカーしている用語の意味までは考えられなかったり、

その周りの大事な事はすべてスルーしてしまうという事があります。

 

 

 

私が現役のときにしていたのは、

自分が分からない、知らないものにだけマーカーするというやり方をしていました。

重要なものでも知っていればマーカーする必要がないですし、

自分が分からないものにだけマーカーをするようにしていました。

 

そして、また期間をあけて、違う色で、わからないもの、覚えられていないものにだけ、

マーカーをしていき、色が重なる部分がでてくるので、

それを集中的に学習するようにしていました。

 

このやり方は自分で編み出したわけではなく、

クラスメイトの男の子が隣の席でそのようにしていたので、

仲良くはなかったのですが、

なんでそんな風にしているのかを尋ね、

真似をしたのがきっかけです。

 

ものは試しです。

 

一度試してみてはいかがでしょうか?