テスト前になると、教科書や参考書にマーカーをせっせと引く子がいますが、
これには要注意です!
マーカーをひいていると、
一見勉強をしている感じがしますし、
あとで見返しても、達成感はあったりしますが、
実際問題、身になっていないケースが多々あります。
大事なポイントは、
マーカーを引く際に、ちゃんと自分の基準をもてているかどうか
が重要になります。
よくありがちな間違いとして、
大事そうなところをマーカーする!と言って、
教科書の太字だけをどんどんマーカーしているパターンです。
重要箇所を勉強しているようで、
実は、マーカーする事が目的になってしまい、
マーカーしている用語の意味までは考えられなかったり、
その周りの大事な事はすべてスルーしてしまうという事があります。
私が現役のときにしていたのは、
自分が分からない、知らないものにだけマーカーするというやり方をしていました。
重要なものでも知っていればマーカーする必要がないですし、
自分が分からないものにだけマーカーをするようにしていました。
そして、また期間をあけて、違う色で、わからないもの、覚えられていないものにだけ、
マーカーをしていき、色が重なる部分がでてくるので、
それを集中的に学習するようにしていました。
このやり方は自分で編み出したわけではなく、
クラスメイトの男の子が隣の席でそのようにしていたので、
仲良くはなかったのですが、
なんでそんな風にしているのかを尋ね、
真似をしたのがきっかけです。
ものは試しです。
一度試してみてはいかがでしょうか?