明光義塾 枚方岡山手教室のブログ

明光義塾 枚方岡山手教室教室長(安東 亮)のつぶやき

ミスに注意すればするほどミスをする現象

よく生徒さんや、保護者様と話をしていると、

自分のよくするミスにはきちんと気づけているが、

それでも同じミスをしてしまうという事が発生しているようです。

 

 

「分数の計算でよく間違える」

「符号ミスが多い」

「三単現のミスが多い」

のように、分かっているけど、

また同じようなミスを試験でしてしまうという経験はみなさんはないでしょうか。

 

 

試験で、たくさん見直しをしたのに、

すごく慎重に解いたのに、

また、同じミスで間違ってしまう・・・

 

そんな悩みを持っている人は多数だと思います。

 

そういった子を見ていると、

練習問題を解くときと、

実際の試験で問題を解くときで、

気持ちの準備ができていない事が大変多いです。

 

試験本番になると、

いつもは暗算で解いているものを

あえて途中式を慎重に書いて、

そこでミスをしていたり、

見直しをして、

冷静に見れておらず、

正解しているのにも関わらず、

ミスしていると思ってしまい、

書き直し、不正解になってしまう。

 

つまり、

普段しない事を本番でしたり、

普段の気持ちの状態で試験に臨めていない事が、

原因になります。

 

普段の練習から、

途中式をきちんと書く癖をつけたり、

見直しの癖ももちろん必要ですし、

必ず正解する気持ちで問題に取り組んだり、

ただの作業としてで問題をとかないようにしたり、

日常から改善が必要になります。

 

 

私達も日常で、

意識すると逆に不自然になってしまう事があると思います。

例えば、心理学者に自分の心理を読まれないようにしようとすればするほど、

いつもと違う表情やしぐさになってしまうと思います。

相手にうそをついている時、自然にしないといけないと強く思えば思うほど、

逆に不自然になってしまいウソがばれてしまう。

そんな感じです。

 

試験も日常通り自然に実力を出す為には、

本番で意識する事を、

日常で自然に実施していく事が大事になりますね!