普段、学校や模擬試験のテストのあとに、
「習っていない問題がでた!」
と、すごく文句を言う子がいたりします。
実際に問題を確認すると、
テスト範囲内の問題だったりします。
ただ、その問題のタイプが初めて出会うもので、
習っていないように感じてしまったのかなと思います。
初めて見るような問題に対して、
持っている知識をフルに使って、
なんとか正解を導くように考える事が本来大事だと考えています。
そして、
そういった力を今後、求められてくるのが確かです。
特に、入試が難しく感じるのが、
あまりみないタイプの問題が多かったりするからだと思っています。
じっくり内容を説明すれば、案外すらすらと解ける生徒も多いです。
また、
仮に学習していない内容がでても、
それをなんとかしてクリアしていくぐらいの気持ちを持ってほしいなと思っています。
これから将来、すべての事に答えがあって、前例がある事ばかりではありません。
新しい事や、まだ誰もが解決していない事にも果敢に挑戦していかないといけません。
むしろ、そういった事の方が多く、今後やってきます。
なので、
「習っていない、知らない」で済ますのではなく、
そこから解決に向かうような気持ちでいてほしいと思います。
真剣に勉強をしていれば、必ず何か解決できる要素を持っています!
塾内でも、論理力、推理力が必要なクイズをたまに出題をしていますが、
最後まで考えて、いろいろな可能性を試してみる子と、
すぐにあきらめて、考えるのをやめてしまう子に分かれてきます。
お家で問題を解いていても、
すぐに答えを見るのではなく、そこから知識を絞って学習に励んでもらえたらと思います。
仮に正解しなくても、そうやって限界まで考える事が大きな力になります!