今の時期の高校生は、
次年度の文理選択、または、科目選択の時期だと思います。
塾でもよく相談にきてくれるので、
1人1人アドバイスをしていっています。
毎年、思うのですが、
ここでの文理選択、科目選択ってすごく重要だなと思っています。
なのに、なんとなくで決めてしまっている人が多いように感じます。
例えば、自分の得意だけ選び、嫌いな科目、苦手な科目を省いていった結果、
本来、受験で必要になった科目の履修がない状態、勉強不足の状態になる事があります。
それで、せっかく見つけた目標をあきらめざるを得ない子もでてきます。
文理選択においてもです。
なんとなくの決めつけで、「僕は理系。」「わたしは文系。」
といった形で選択している子も多く、
主な理由が得意・不得意だけで決めているように感じます。
めちゃくちゃ勉強をしても点数があがらないのであれば、
得意、不得意で判断しても良いとは思うのですが、
ぼちぼちの勉強で判断してしまうのはすごく惜しいなと思ってしまいます。
そもそも得意、不得意って、
その人の思い込みが強いと私は思っています。
自分が苦手だなと思っている事でも、
実はそこを改善するように努力していく内に、
その人に一番合った、本来の才能の部分になり得る事があります。
苦手だからあえてチャレンジする気持ちをもって、
もっともっと子供達には可能性を広げるようにしてほしいなと思っています。