先週末は台風が日本に上陸し、
河川敷も大雨で水があふれていましたね。
テレビでは、「台風○○号が接近しています!」とありますが、
実は台風には正式な名前がそれぞれについているのは知っていましたか?
例えば、
過去につけたれていた台風の名前が、
「ノグリ(韓国語でたぬき)」というのがありました。
では、台風に初めて名前がつけられたのはいつなんだろうかと調べたところ、
20世紀前半に、オーストラリアの気象予報士が順番に「自分が嫌いな政治家の名前を付けた」のが、
この流れの始まりだそうです。
その後、第二次世界大戦前後からアメリカでは軍の担当者が、
自分の妻や恋人の名前などを公式につけていったそうです。
現在は、ハリケーン(アメリカで発生した台風はハリケーンといいます)の命名は、
米国海洋大気局国立ハリケーンセンターと中部太平洋ハリケーンセンターが担当して名前をつけています。
皆さんは、「カトリーナ」や「サンディ」といったハリケーンの名前を聞いたことはありませんか?
昔は、女性の名前がハリケーンに付けられていましたが、
今は、アルファベット順にリスト化された男女の名前から付けられるようです。
そして、被害がすごかったものに関しては、
永久欠番扱いされて、
その名前を今後は使ってはいけないそうです。
日本の台風は、
日本を含む14か国から作られる「台風委員会」で名前を付けられているそうです。
これはアジアの国々で構成されています。
各国が名前を用意して、それをリスト化されているようですが、
日本が用意した台風の名前は、
テンビン、やぎ、うさぎ、カジキ、カンムリ、クジラ、コップ、コンパス、トカゲ、ハトの10個だそうです。
ちょっとした疑問を今回、調べてみたら、
すごくおもしろかったので、
また教室で生徒達にも共有したいと思っています!