明光義塾 枚方岡山手教室のブログ

明光義塾 枚方岡山手教室教室長(安東 亮)のつぶやき

進路を考える難しさ

中学3年生になると、

本格的に進路を考えていくことになります。

 

最初は希望を言って、それでOKだったりしたのが、

この時期になると、現在の状態と合わせて、

冷静に自分の進路を考えていく事になります。

 

初めて、真剣に自分で判断して決める事になります。

これまでは、

決まった流れがあってそれに沿って過ごせばよかったことが、

多く、ここまで真剣に考えないといけないのは、

中学3年生が初めての子も多かったりします。

 

自分で考えて決断することは、

すごく難しいです。

大変です。

めんどくさいなとも感じるかもしれません。

 

それらは答えがあるものではなく、

自分の意思が多く反映するので、

答えがないことを考える事になります。

 

すると、

答えがでない事を考えないといけないので、

もうどうでもいいや、

いけるところに行けたらいいや、

頑張るのは大変だから、今行けるところでいいや、

こんな風になってしまう子もいます。

 

そんな事を、保護者の方と相談すると、

「もっと真剣に考えなさい!」ともめてしまう事も、

多々あるかと思います。

 

本当に難しいですよね。

真剣に考えてほしいですが、

なかなか考えが進まないこともよくわかります。

 

子供自身が責任を負って考えないといけない事なので、

無茶な事を言うと、後々大変になるから、

これぐらいでとセーブして考えてしまう子の気持ちもわかります。

 

ただ、

大人になるにつれて、

今よりももっと自己判断で自分の人生を決めていくことになります。

その第一歩として逃げずに向き合ってほしいなと思います。

 

受験を通じて、

そういった人生での考え方や、決断の練習にもなります。

 

僕たちもそういった子たちと真剣に向き合って、

一緒になって考えていきたいと思っています。