各ご家庭でも、「褒め方」に関して、
様々な工夫をされていると思います。
教育や、子供達の成長には、この「褒める」という行為が本当に大切になります。
ただ、褒めるといっても、
効果がある褒め方とそうではないものが存在します。
これがなかなか難しいのが現実です。
例えば、
「頭がいいのね」と「よく頑張ったわね」
のこの2つであれば、どちらの褒め方が良いとされているでしょうか。
もちろん、子供達の性格の特性も関係するので、
すべてに当てはまるわけでもなく、
例外もあります。
その中で統計上でよいとされているのが、
「よく頑張ったわね」が良いとされています。
実際に、アメリカの実験で、
2つのグループに、それぞれの褒め方で褒めて、
成績の結果を検証したものがあります。
「頭がいいのね」というのは、
その子の能力、才能を賞賛しています。
「よく頑張ったわね」は、
努力を称賛しています。
ここに大きな差があります。
才能を褒めると、
例えば、テストを行なった際に、
点数が取れた場合でも、
自分に才能があるからとれたと考え、
悪い場合は、才能がないからできなかったんだと考えてしまいます。
逆に結果ではなく、努力の部分を褒めると、
点数が良ければ、努力した分が実ったと思いますし、
点数が悪いと、努力が足りなかったんだと思い、
さらに頑張る傾向にあります。
テストが今週は返却されますが、
点数という結果ばかりに注目するのではなく、
頑張ってきたことを具体的に、
褒めて、次への行動の活力にしていきたいなと思います。