明光義塾 枚方岡山手教室のブログ

明光義塾 枚方岡山手教室教室長(安東 亮)のつぶやき

子供達への褒め方。

各ご家庭でも、「褒め方」に関して、

様々な工夫をされていると思います。

 

教育や、子供達の成長には、この「褒める」という行為が本当に大切になります。

 

ただ、褒めるといっても、

効果がある褒め方とそうではないものが存在します。

 

これがなかなか難しいのが現実です。

 

 

例えば、

 

「頭がいいのね」と「よく頑張ったわね」

のこの2つであれば、どちらの褒め方が良いとされているでしょうか。

 

もちろん、子供達の性格の特性も関係するので、

すべてに当てはまるわけでもなく、

例外もあります。

その中で統計上でよいとされているのが、

「よく頑張ったわね」が良いとされています。

 

 

実際に、アメリカの実験で、

2つのグループに、それぞれの褒め方で褒めて、

成績の結果を検証したものがあります。

 

「頭がいいのね」というのは、

その子の能力、才能を賞賛しています。

 

「よく頑張ったわね」は、

努力を称賛しています。

 

ここに大きな差があります。

才能を褒めると、

例えば、テストを行なった際に、

点数が取れた場合でも、

自分に才能があるからとれたと考え、

悪い場合は、才能がないからできなかったんだと考えてしまいます。

 

逆に結果ではなく、努力の部分を褒めると、

点数が良ければ、努力した分が実ったと思いますし、

点数が悪いと、努力が足りなかったんだと思い、

さらに頑張る傾向にあります。

 

 

テストが今週は返却されますが、

点数という結果ばかりに注目するのではなく、

頑張ってきたことを具体的に、

褒めて、次への行動の活力にしていきたいなと思います。