あるあるの話なのですが、
「数学ができて何の意味があるの?方程式なんて、一次関数なんて使う事ないで」
「外国にいくつもりもないのに、英語をやる必要あんの?」
などという声は、子供達から聞く事があります。
これはどの時代でもあるあるの生徒たちの声だと思います。
特に必要か必要じゃないかで、する・しないを決める傾向が強くなっている現代だからこそ、
余計にそういった思いを持っている子も多いのかなと思います。
確かに、教科書で習った事を直接何か使うという事は生きているなかで少ないかもしれません。
また、学校で習う知識がなくても、生きていくことだけ考えれば、
それでも生活はできると思います。
なくても生きていく事はできると思います。
ただ、
これから、子供達が大人になっていく中で、
教科書があって、すべて教えてもらえる事ということはどんどん減っていきます。
今、勉強をしているものよりももっと複雑なことを学んでいきます。
どちらかというと、今、教科書で勉強していることが、
一番簡単なのかもしれません。
学ぶ、学習するというのは、人生をかけて一生行う事になります。
その中で、その学び方を勉強するために、
今、テスト勉強をしたり、学校で学習していると思っています。
使わないから勉強しない!なのではなくて、
いろいろなジャンルで、いろいろな学習方法、理解する力を養うために、
勉強をしているので、
今、好き嫌いをして、勉強をしてしまうと、
きっと後々に大きく苦労をする事になります。
(ただ、残念ながら、どんな苦労をするのか、いつ苦労するのか分かるのは、
未来のお話しになってしまうので、子供達にとってはなかなか理解してもらえない、
実感してもらえないのが実情です)
僕たちは、そういったこれから起こるであろうことにも、
全力でメッセージとしてお伝えします。
少しでもイメージしたり、分かってもらえるといいなと思っています。
「学ぶ力」を身に着けると、
これから、どんな事でも、どんどん吸収できるようにもなります。
生徒たちには、しっかり「学ぶ力」を、
学生期間に習得してもらいたいです!!