明光義塾 枚方岡山手教室のブログ

明光義塾 枚方岡山手教室教室長(安東 亮)のつぶやき

クイズからわかる大切なこと

先日、塾ではクイズイベントを行いました。

小学生は2年生の子たちから高学年まで参加をしてくださりました。

中学生も一緒に対戦していたりもありました!笑

 

なぞなぞのようなクイズから、

思考力を使ったクイズ、

大人でも楽しめるクイズを行っていきました。

 

クイズをしていると、

その子の考え方の特徴がよくわかります。

 

なぞなぞ としてクイズを考えてもらうときにも、

そのままの文意でしか考えられず、

なかなか答えがでなかったり、

とりあえず、適当に答えを言って、なんにも意味があってないのに、

答えてしまうということもあったりします。

 

例えば、

 

“いま、なんじ?”

 

という問題があるとします。

 

なぞなぞとして出題しているので、

現在の時刻を答えるという問題ではありません。

 

ヒントは、ひらがなで書いているのがヒントになります。

 

ある子によっては、

ずっと時間のことばかり考えてしまって、

先に進めないということがあります。

なので、“なんじ”を漢字で書いてみよう!!

とヒントを出して、考えてももらいます。

 

これは、“何字”という漢字に置き換えて考えるとわかるようになっています。

 

“い”と“ま”なので、

答えは2字になります。

 

この“何字”がなかなかでない子が多いです。

これがでてもそれで満足して終わってしまう子も・・・笑

 

これらのクイズでもそうなのですが、

経験値をつむだけで、クリアできることも多いです。

例えば、クイズやなぞなぞに慣れている子は、

同じ言葉でも別の言葉に置き換えるように、

すぐに発想を転換することができたりします。

それは、過去にそういった考え方をしたからできます。

 

もちろん、0から柔軟に発想して、思いついてという子もいらっしゃりますが、

なかなかこれは難しいです・・・

 

しかし、過去に経験して、それを活かして考えるのであれば、

それはどの子でもできる可能性が大いにあります。

 

勉強も同じで、

例えば、数学で、

「こんなの解いたことないし、解き方も思いつかない」

となったとしても、

過去に練習問題を一度でも目にしていれば、

少しでも前に進めるようになることも多々あります。

 

そういう意味でも、たくさんの演習を通じて、

様々な問題に触れてほしいなと思います。

 

必要最低限で、最短で学習をするスタンスをとっていると、

こういったことも見逃してしまう可能性もあるので、

少し冒険しながら学習していけるといいですね!!