明光義塾 枚方岡山手教室のブログ

明光義塾 枚方岡山手教室教室長(安東 亮)のつぶやき

高校からの勉強がうまくいかなくなる原因

中学ではうまく勉強ができていたのに、
高校に進学してから勉強がうまくできなくなってしまった・・・・

 


よくある現象です。

 


受験勉強の時は、毎日勉強をしていたけど、
高校生になってから、何を勉強をしたらいいのか、
どれくらい勉強をすればいいのかが分からなくなってしまった子もいらっしゃるのではないでしょうか。

 


逆に、高校生から加速的に勉強が上手くいく子もいらっしゃいます。


場合によっては、高校に進学してから、
なんだか勉強のやる気がなくなったのではと見えてしまう子もいます。

 


この差はいったいなんでしょうか。


様々な要因があるかと思いますが、
一番は、勉強の仕方がどこまで身についていたのかに、
そこにあると思います。


例えば、中学での勉強において、
受験勉強の際に、たくさんのプリント演習、指示された宿題、課題があり、
それをたくさんこなしていたとします。
そうすると、割と、高校生になると、勉強をどうしたらいいのか分からなくなるケースがあります。
たくさんの課題で、学力は伸びていたと思いますが、
高校生になると、中学ほど、課題の指示、勉強の仕方の提示、テスト前の明確な範囲など、
そういったことがあいまいになります。
自己責任において、よく言えば、自分のペースで自由にできますが、
悪く言えば、放置状態になります。


勉強の仕方がわかっている子は、
この状況でも、何を勉強すべきか、何がポイントなのかを判断することができます。
しかし、これまで、言われた事ベースで勉強をしていた子にとっては、
かなり大変になってしまいます。
ただでさえ、学習する内容が難しくなっているので、それに加えてどう勉強をしていくのか考えていく、
科目も多く、時間も足りないといったように、負のスパイラルに陥ることもありえます。


なので、
中学生の方たちは、
今の時から、何を勉強をしようかと自分で考える練習をしてみてください。
よい方法としては、
上手く続くならですが、
自主勉強ノートというのを作成し、
一日1ページ必ず、ノートを埋めることをしてみてください。


すると、テスト前だと簡単に埋まりますが、
そうでないときにでも、
何をしようかな?と考えるきっかけになります。


実は、私は、中学時代3年間、これをずっと行っていました。
(学校全体での取り組みでした・・・)
しかし、これで勉強の仕方を学んだと思っています。


ぜひ試してみてください!!