明光義塾 枚方岡山手教室のブログ

明光義塾 枚方岡山手教室教室長(安東 亮)のつぶやき

解説する際に気を付ける事

テストが近づいてきて、

自習に来る生徒も日に日に増えています。

 

そして、同時に質問もたくさんしてくれます。

 

質問対応をする際に、気を付けている事があります。

 

それは、

頭の中の考えを言語化するという事です。

 

問題を解いていて、感覚的に行っている事も、

たくさんあるかと思います。

ですが、感覚的に解いてしまっていると、

ふとした瞬間に、いきなりできなくなってしまう事があります。

 

なので、きちんと理屈で理解していく方が、

その時は大変でも、

長い間記憶にも残りますし、

なによりも、思い出す際に、スムーズに記憶から引っ張りだす事ができます。

 

質問に答える際は、

例えば、数学であれば、

頭で考えるような事、感覚で行ってしまいそうな事、

そういった事をすべて声に出しながら、

字で書きながら、

思考を追ってもらうようにしています。

 

すると、どこから理解できていないかもはっきり分かっていきます。

どこを改善すると、良いのかも見えてきます。

 

 

今、世の中の事、すべてにおいて、

大体で、なんとなくで、出来てしまう事がたくさんあります。

例えば、スマホの使い方も、説明書なしで、なんとなく使ってみて利用できてしまいます。

すると、自分の頭でしっかり理解したり、考える機会もどんどん減ってしまいます。

 

そういった環境でもあるので、

考えたり、理解するという習慣であったり、機会がなく、

身についていない事が本当に多いです。

 

「しっかり考えなさい!」と言っても、

どう考えたらいいのか分からないという事も多々あります。

 

 

テスト前の交流を通じて、

どの生徒さんにも思考する事に関して、

たくさん伝えていきたいなと思います。