今回の夏休みの宿題では、
あらゆる種類の文章を書く宿題がでていました。
作文だったり、新聞作成だったり、読書感想文だったり、
自分の意見を書く必要がある宿題が多かったです。
そこで、生徒たちから何度もその相談を受けていました。
「何を書いたらいいか分からない・・・」という事でした。
自分の想い、意見を書くだけなのですが、
それがなかなか難しいようです。
おもしろい、たのしい、悲しい・・・そういった事でも表現する事が
難しいようでした。
話を聞いていると、何から書き始めたり、何から考えたらよいのか、
質問がざっくりしていればいるほど、
自分で思考のスタートを決める事が難しいようでした。
具体的な質問で、正解があるようなものに関しては、
すぐに取り組めるのですが、
正解がないとなると、なかなか書き出しが難しいという傾向にあるのでしょうね。
ある意味、現代の子供達の置かれている環境での弊害なのかもしれないですね。
スマホ、情報の得やすさ、コミュニケーションの取り方、SNSなど、
そういった便利だったり、多様化した環境だからこそ、
自由に発想したりする事が、苦手になっているのかもしれません。
そもそもそういった機会すら減って生きているのでしょうね。
学校の勉強は、そういった大事な力も身につける事ができるので、
おろそかにする事なく取り組んでいきましょう!!