明光義塾 枚方岡山手教室のブログ

明光義塾 枚方岡山手教室教室長(安東 亮)のつぶやき

問題演習は過程を大切にしよう!

ある生徒が、質問に来た際のお話です。

 

「先生!この問題の答え、合っているかどうか見てほしい!」

と、話がありました。

 

その際に、

「この問題って、どんな風に解いたのかな?」

と聞き返したところ、

「え?間違ってるん?」

と生徒からは返答がありました。

 

こちらからは、

「いや、解き方をどうしたか確認したいねんけど、説明できる?」

と再度聞き返しました。

 

すると、

生徒からは、

「え?合ってないん?合っていると思うねんけど、どう?」

と返答がありました。

 

なかなかこちらの意図が伝わらないやりとりです・・・笑

 

例えば、数学であれば、

答えまでの過程を確認しながら、

ヒントを出したり、正解していても修正したほうがいい箇所があれば、

指摘するのですが、

生徒からは、正解しているか、不正解しているか、

それだけに興味があるような返答でした。

 

 

これって、

まる付けをしていても、

〇か☓だけに注目してしまって、

肝心のその答えまでのプロセスを全部無視、

つまり、解説を一切読まない子に多いです。

 

 

家庭学習で力を伸ばしていくには、

解説を読む力を伸ばしていく必要があります。

これは、読んだらできるものでもなく、

解説書から相手が何を言いたいのか、

それをくみ取る必要があります。

 

 

解説を読んだうえで、質問に来てくれると、

より理解が深まるので、

ぜひ質問に来る前に一度解説に目を通してからしてみてください!