先日、中学1年生が社会の宿題をしていた時の出来事です。
「先生~この問題の答え何?」
とある子が質問をしてきました。
その子がしていたのは、
白地図に、国名などを埋めていく課題でした。
地図帳を見れば、答えはわかるのですが、
ぱっとは見つからず、しっかり探さないと見つからないような問題でした。
その場で答えを教えれば、すぐにその課題は終わりますし、
生徒としても、すぐ、次にいけるのでそのほうが嬉しいのだと思いますが、
ここで答えを教えてしまうと、本当に意味のない課題になってしまいます。
なので、その時は、
調べ方のヒントを教え、再度、地図帳で調べてもらうようにしました。
すると、
「先生!見つかったわ~」とその子は嬉しそうに教えてくれました。
割と、時間さえかければ解決できる課題は多いですが、
そこを辛抱強くできない子も多かったりします。
また、大人側も、そこで答えを教えてしまったほうが、
対応としては楽なので、そこで終わっている人もいるかと思います。
私たちも辛抱強く、そこはアプローチしていく必要があります。
お互いに、一つずつ答えを出すまで、
楽をしてはいけないなと感じるような出来事でした。